第3回日本宿泊ダボス会議
2、【財界:基調講演】
2018年5月15日(火)に「第3回 日本宿泊ダボス会議」が、衆議院第一議員会館の国際会議場及び多目的ホールにて開催し、総勢229名様にご参加をいただきました。
いくつの章にわけて、内容の一部をご紹介いたします。
第2弾は「【財界:基調講演】」。
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【官界:開会挨拶】
芸術文化の発信基地としての
宿泊産業
第十三代 茂木 七左衞門(茂木 賢三郎)氏ハーバード大学経営大学院修了(MBA保有)
ハーバード・ビジネス・スクール日本同窓会元会長
経済同友会 元幹事
日本経済団体連合会 元少子化対策委員会委員長
独立行政法人日本芸術文化振興会 元理事長
キッコーマン株式会社 元代表取締役副社長 生産本部長
キッコーマン株式会社 元常務取締役 開発事業本部長
芸術はもちろん重要な文化の一つだが、宿泊産業の方々には日本文化全体の発信基地になってもらいたい。米国人の友人の訪日体験談から感じたのは多くのインバウンドの方々は単に表面的な日本的なものだけでなく、様々な体験や経験を求めているということである。
多くの犠牲者を出した第1次世界大戦の反省から、パリ不戦条約や捕虜に関するジュネーブ協定、ハーグ陸戦協定などのお互いに慎みを持って国際協調を推進しようという動きが最近変わってきたように思う。こういう状況に対処するためには、外交努力、交渉力、あるいは防衛力、それから経済力というようなことが大事となるが、文化もその一つといえるのではないか。
日本が世界でも最も安全で治安の良い国である理由をインバウンドの方々にご理解いただくには富士山、トビウオ、芸者ガールといった表面的な事のみならず、より深く日本文化に触れ、日本人という民族、日本という国の本質を理解・認識してもらう必要がある。
日本の良さ、日本の特徴に自信をもって、それを謙虚なやり方で外国の方々に理解していただく。宿泊産業の皆さんにはそういう視点を持った上でビジネスに取り組んでいただきたいと思うのである。
次回は、「【政界:基調講演】」の一部を公開。
また詳しい議事録をご希望の方は、JALF会員向けのサービスとしてご提供してございます。
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