JMBA(JALF-MBA)2023年6月開校決定!
JALFニュース
財団法人 宿泊施設活性化機構(通称:JALF)は、この度、JMBAと題し、 JALFのMBAを2023年6月に開校することとなりました。カリキュラム委員に、井上博文氏、田中勝氏、中村裕氏、東徹氏をお迎えして、3年間によるカリキュラムの検討を重ね、遂に開校する運びとなりました。
【テーマ】
和魂洋才の宿泊施設マネジメント
~次世代のビジネスモデルを構築できる総支配人予備講座~
【MBAを開校した思い】
「最後は人だ」とみんなが言う。なのにその育成には投資しない。かねてからそれを不思議に思っていた。
もちろん最後は自分で育たねばならない。しかし今、経営を任されている方々にもキッカケがあったはず。
これはそのキッカケを提供するスキル・ナレッジ・コーチング・PDCAサイクルの統合的なMBAである。
ホテル産業経営塾は、ホテルビジネスリーダー育成を目指す新時代のホテルマネジメントスクールとして、財団法人日本ホテル教育センター主催で2001年から毎年開催されてまいりました。その結果19年間で延べ418名の卒業生を送り出し、業界の発展に貢献されてきましたが、2023年6月よりそのDNAを財団法人宿泊施設活性化機構JALFが受け継ぎ「JALF-MBAコース*商標登録申請中」を開講いたします。
新型コロナウイルスにより人々の働き方が大きく変化し、それに伴いホテルや宿泊施設の利用方法が多様化しているなかで、過去のナレッジの集積ではなく、次の時代におけるホテル/旅館の総支配人に求める資質、スキルを学べるプログラムを我々は開発いたしました。日本の宿泊産業には「運営」と「所有(金融)」機能はあるものの、「経営」的な観点はあまり見当たらないがゆえに収益性が低いと認識しており、具体的には「数字の視点」「顧客の視点」「ブランドの視点」「社員の視点」のバランスを企図した総支配人を要請することによりこの状況を打破するため、このタイミングで「JALF-MBAコース」を開講いたします。
現代の総支配人像は、マーケティングとプレゼンテーションに精通し、現場を定量的定性的に正しく把握し、オーナーとアセマネの言葉を理解したうえで、現場の認識を正しくオーナーに伝えるとともに、現場の非合理的な抵抗を削ぎ、IoTによる業務効率化を図りつつ、新しい収益ポイントを模索していくという、もはや超人的な能力が求められつつあります。さらにロマンと思想を持ちそれを実現する能力も不可欠です。
加えて共に学んだ紐帯は、総支配人の先輩方が最も多くいらっしゃるホテル産業経営塾同窓会組織へと合流し、連綿と受け継がれます。
開催詳細は、後日改めてご案内いたします。